ベースロードパワージャパンはアイスランド大使館を訪問し

2024年03月21日

アイスランドの電源構成は再生可能エネルギーが100%を占めており、そのうちの2割以上は地熱発電です。100年にも及ぶ地熱活用の歴史があり、一般家庭の暖房の9割が地熱でまかなわれている地熱先進国です。この度、ベースロードパワージャパンはアイスランド大使館を訪問し、国家エネルギー庁のロガドッティル長官、ステファン・ホイクル・ヨハネソン大使、ラグナル・ソルヴァルダルソン参事官とともに、日本の地熱産業について意見交換しました。

アイスランドは、オイルショックを機に官民一体となって地熱を拡大しました。資源量が世界第3位の日本は、地熱を何百年も前から温泉に活用しています。国土が狭く人口密度が高い、温泉事業者との調整が必要など、日本特有の事情はあります。しかし、大規模な発電だけではなく、温泉と共存する小規模〜中規模の発電において、官民が一体となって市場拡大と技術開発に取り組めば、日本の地熱発電はさらに発展することが期待されます。こうした意味で、アイスランドの取り組みは大いに参考になります。

再生可能エネルギーである地熱発電の導入拡大をめざし、昨年、日本はアイスランドと協力協定を締結しました。ベースロードパワーは現在、アイスランドで2つの発電所を運営し、3つ目のプロジェクトも進行中です。今後私たちは、そのようなノウハウを活かし、引き続き地域社会の発展および再生可能エネルギーの拡大に向けて貢献していきます。

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