私たちベースロードグループのCEOアレキサンダー・ヘリングが、日本訪問時にブルームバーグの取材に応じました。テーマは地中熱。ヘリングは「日本でのポテンシャルは無限。日本でも大きな商機になる」と口火を切りました。自国の例を挙げ、「スウェーデンでは家庭の40%以上が地中熱ヒートポンプにつながっており、光熱費を月約20%節約できる」(ヘリング)。地中熱の設備容量はこの20年で約15倍と、グローバルで急速に伸びています。しかし日本での普及はあまり進んでいません。その理由として、JOGMEC特命参与の安川香澄氏は、「エアコンが普及していることや、欧州のボイラーなどのような地中熱ヒートポンプに置き換えられるインフラがないこと、そして導入コストの高さだ」と言います。環境省によると、導入されれば、冷房の場合、最大で70%のエネルギー消費量を削減できるとのことです。安川氏は「環境負荷の小さいエネルギーであり、日本でも導入コストが低下し認知が進めば、温暖化対策の最も有効な手段の一つになるのは間違いない」との見方を示しています。
記事の詳細は下記をごらんください(日本語)。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-28/S0YOL2T0AFB401